北斗の拳(25)

世紀末覇王ラオウの遺児リュウを連れて、旅に出たケンシロウ。
育ての親ハクリ夫妻をコウケツ一味に殺されたリュウは、ケンシロウとともにコウケツの奴隷として本拠地へ乗り込む。
そこでは、ラオウ軍屈指の武将だったバルガとその部下たちが、子供たちを人質にとられコウケツにこき使われていた。
そしてケンシロウはリュウに「これはおまえの闘いだ」と告げる。
リュウは見事、バルガたちの子供の解放に成功。
そしてリュウはコウケツに闘いを挑む。
リュウは危機に陥るが、そのとき、ケンシロウの拳がコウケツを破った。
さらに旅を続けるケンシロウとリュウは、雪山でサヴァの王女サラに出会う。
サラは二人をサヴァへ案内し、国王アサムと引き合わせる――。
体を病んでいても民衆に力を誇示し続けなければならないサヴァの国王アサムの姿を見て、ケンシロウは国王の後継を引き受ける。
それを知って、国王の座を巡って争い続けるアサムの三人の息子、カイ・ブコウ・サトラが、ケンシロウに闘いを挑んだ。
だがまったく相手にならないほど強いケンシロウを前に、三人の兄弟は和解し、協力してサヴァを継ぐことを誓う。
そのころ、国王アサムは雪原でヒューモに襲われて命を落とす。
そして三兄弟の長男カイも、極北の聖国ブランカの槍に倒れた。
ブコウをサヴァに残し、末弟のサトラはブランカの王女ルセリに会うためブランカに向かう。
しかし、かつての信仰心厚き国ブランカは、光帝バランの狂信者たちの国に変貌していた……。
狂信者の国ブランカを支配する光帝バランは、かつてのラオウの部下だった。
ラオウを見て身につけた北斗神拳を駆使するバラン。
幼いころ、病になっても神に祈り続けた妹を亡くしたバランは神を嫌い、自らが神になろうとしたのだった。
だが間違いを悟ったバランは自ら民衆の前で死を選び、ラオウの子リュウに男の死に様を教えた。
ケンシロウはリュウと別れ、ユリアの墓を訪れる。
そこでマミヤに再会し、バットがリンの記憶を奪って旅に出たことを知った。
そしてユリアの面影を夜空に見るケンシロウも、記憶を失う。
リン・バット・ケンシロウが初めて出会った場所で再び出会った、記憶をなくしたリンとケンシロウ。
そのころ、バットはリンのために殺されようとしていた……。
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