お〜い!竜馬(5)
竜馬は日根野道場で目録をもらった。
そのうわさを聞いた加代が竜馬を訪ねてきた。
加代は江戸の旗本に嫁ぐという。
そして今夜、竜馬が無事に加代の室に忍び込めたら抱かれるという。
この勝負に出た竜馬は無事、加代の室に忍び込み、初体験を迎えるのだった。
その後、竜馬に15ヶ月間での剣術修行が許された。
目指すは江戸の千葉道場。
この江戸での修行中に、竜馬は長州の思想家、吉田松陰とその弟子達に出会う。
土佐に戻った竜馬は、武市の頼みで郷士達の前で黒船の話をする。
そこで頼りにならない幕府は倒すべきで日本の志士になることを彼らに語る。
しかし幾度かの会合に感づいた土佐の参政・吉田東洋は、道場の2ヶ月閉門を命じる。
武市を攘夷の首謀者と考えた東洋は、武市、以蔵に江戸での剣術修行を許可する。
そして病床の竜馬の父は、自分の死が近いのを知りつつ、竜馬を江戸に送り出すのだった。
竜馬は、江戸で北辰一刀流の目録をとり土佐に帰ってきた。
また半平太、以蔵も土佐に帰り、土佐の勤王は高まっていた。
しかし竜馬を慕う池田寅之進の兄が、上士に因縁をつけられ刺殺、あだ討ちをした寅之進もその責任をとって自ら割腹した。
そんな中、武市を党首として郷士らの土佐勤王党が誕生し、その中で武市は藩主、上士まで勤王にしようと語るが、竜馬はあまり乗り気ではなかった。
土佐勤王党を除名された竜馬のもとにジョン・エリックから手紙が来た。
長崎の出島に寄るときに、ぜひ竜馬に会いたいのだという。
ジョンに会うためには、故郷、家族を捨て脱藩しなくてはいけない。
竜馬の気持ちに感づいた兄は脱藩に猛反対だが姉達は竜馬を励ましてくれるのだった。
一方、武市は東洋を暗殺のため、一度見限った以蔵に近づきはじめた。
上海で出会った清王朝に抵抗する青年は、西欧支配者達にうたれ重傷を負った。
竜馬は高杉に銃をもらい、彼を家まで送りにいったが、そこで西欧兵らの焼きうちを受け、それにはむかった青年は殺されてしまった。
竜馬は清国と日本の将来を重ね、ジョンの誘いを断り、高杉らと日本に帰ってきた。
京都で一文無しの竜馬を救ったのは土佐の勤王党の仲間達だったが、竜馬が幕府との戦をせず黒船の武力を示すのみで幕府を倒すという考えを左幕派とみなし、竜馬の受け入れを拒否した。
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